
亀有で話題の「担担麺しかないお店」とは
葛飾区亀有3丁目にある「担担麺しかないお店」は、その名の通り担担麺一本で勝負している、かなり潔いコンセプトのラーメン店です。
しかも、ただ担担麺を出しているだけではなく、辛さと痺れを細かく調整できるシステムや、追い飯まで計算されたスープ設計など、担担麺好きにはたまらない要素がぎっしり詰まっているお店です。
そして、近年ラーメン激戦区として注目されている亀有エリアの中でも、「担担麺を食べるならここ」と名前が挙がることが多い人気店です。
立石の名店が移転してきた背景もあり、地元の常連さんだけでなく、わざわざ電車に乗って食べに来るファンも少なくないようです。
今回は、その中でも特に個性が際立つ「パクチー汁あり担担麺」を実際に味わいながら、スープ、麺、トッピング、追い飯に至るまで、細かく分析していきます。
パクチー好きの方はもちろん、辛いものやスパイス料理が好きな方にも刺さる内容ですので、ぜひ最後まで読んでいただきたいです。
店内の雰囲気と席構成:一人ラーメンに最適な空間
お店に入ると、まず左手に券売機があり、ここで食券を購入してから席に着くスタイルです。
券売機の上には紙エプロンが用意されていて、スープの跳ねが気になる方でも安心して食べられるようになっています。
こうした細かい配慮があると、辛いラーメンでも思い切りすすりたくなります。
店内はカウンター席のみで、だいたい12〜13席ほどです。テーブル席はないので、基本的には一人、もしくは少人数での訪問に向いているお店です。
しかし、カウンターの後ろにはコート掛けや荷物置きが用意されていて、冬場のアウターや大きめのバッグがあっても邪魔になりにくいレイアウトになっています。
そして、卓上はとてもシンプルで清潔感があります。
お酢、一味唐辛子、カレー粉などが並んでいて、味変を楽しめるようになっています。
全体的に、ラーメンに集中できる落ち着いた雰囲気で、初めてでも入りやすい空気感です。
一人ラーメンデビューにも向いているお店だと感じます。


メニュー構成と注文システム:担担麺一本勝負の世界
メニューは店名の通り、基本的には担担麺のみです。
ただし、「金ゴマ担担麺」「金ゴマ汁なし担担麺」「金ゴマパクチー(汁あり/汁なし)担担麺」「金ゴマ味噌担担麺」「担担つけ麺」など、バリエーションはしっかり用意されています。
さらに、期間限定メニューが登場することもあり、常連さんでも飽きずに通える工夫がされています。
トッピングも豊富で、温玉、水菜、ニラ、チーズ、九条ネギ、パクチー、肉味噌、もつ煮など、好みに合わせてカスタマイズできるのが魅力です。
そして、このお店の大きな特徴が「辛さ」と「痺れ」をそれぞれ別々に選べることです。
食券を渡すタイミングで、店員さんから辛さと痺れのレベルを聞かれますので、自分の好みを伝えます。
- 辛さ(辣油): LEVEL 0〜6(+100円で6まで)
- 痺れ(山椒): LEVEL 0〜6
初めての方は、辛さ・痺れともに「1(普通)」か「0.5(控えめ)」あたりから試してみるのがおすすめです。
そして、辛いものが好きな方は、徐々にレベルを上げていくと、自分にとってベストなバランスが見つかります。


「パクチー汁あり担担麺」とは
担担麺の濃厚なスープに、たっぷりのパクチーが乗った一杯で、見た目からしてかなりインパクトがあります。パクチー好きにはたまらないビジュアルです。
まず、カウンターに座り、食券を渡すタイミングで辛さと痺れのレベルを伝えます。
今回は、スープの味をしっかり感じたかったので、辛さ1、痺れ1の「普通」レベルでお願いしました。
しばらくすると、白い丼に盛られたパクチー汁あり担担麺が登場します。
丼の中央には肉味噌、パクチーがたっぷりと盛られ、スープの赤みとパクチーの緑が美しいコントラストを描いています。
見た瞬間に、香りとビジュアルだけで食欲が一気に高まります。


スープの奥行きと辛さ・痺れのバランス
まずはスープから一口いただきます。
口に含んだ瞬間、金ゴマの香ばしさと、動物系のコクが一体となって広がります。
ごまの風味はしっかり感じられますが、決して重たすぎず、むしろスッと入ってくるタイプのスープです。
そして、後からじわじわと辛さと痺れが追いかけてきます。
辛さ1・痺れ1の設定でも、担担麺らしいピリッとした刺激は十分に感じられます。
しかし、ただ辛いだけではなく、スープの旨味がしっかりとベースにあるため、辛さが苦手な方でも「おいしい辛さ」として楽しめるバランスになっています。
また、山椒由来の痺れが、スープ全体に立体感を与えています。
舌の上でピリピリとした感覚が続きますが、嫌な残り方はせず、次の一口を誘うような心地よい痺れです。
辛さと痺れを別々に調整できるからこそ、自分好みの「ちょうどいい刺激」を作り出せるのが、このお店の大きな魅力です。
そして、パクチーの爽やかな香りが、スープの濃厚さをうまく中和してくれます。
ごまのコクとパクチーの清涼感が同時に押し寄せてくる感覚は、他の担担麺ではなかなか味わえない組み合わせです。
スパイス感がありつつも、どこかエスニックな雰囲気も感じられる一杯です。

麺の食感とスープの絡み方:細麺好きに刺さる一杯
次に麺を持ち上げてみると、ストレートの細麺が顔を出します。
見た目は博多ラーメンのような印象もあり、スープとの相性が良さそうな雰囲気です。
実際に食べてみると、コシがありつつも、スープをしっかりと持ち上げてくれるバランスの良い麺です。
細麺でありながら、茹で加減が絶妙で、柔らかすぎず硬すぎず、噛むたびに小気味よい食感が楽しめます。
そして、スープのごまのコクや辛さ、痺れが麺にしっかりと絡みつき、一口ごとに満足感があります。
また、食べ進めていくうちに、麺の表面にスープの油分や香辛料がまとわりつき、最初の一口とはまた違った表情を見せてくれます。
途中で卓上のお酢を少し加えると、スープに軽やかさが生まれ、最後まで飽きずに食べ進められます。
細麺派の方はもちろん、普段は太麺が好きな方でも、「担担麺にはこの細麺が合う」と感じられるはずです。
それくらい、スープと麺の相性が計算され尽くした一杯です。

主役級のパクチーの存在感
この一杯の大きな特徴であるパクチーは、単なる飾りではなく、しっかりと主役級の存在感を放っています。
丼の上にたっぷりと盛られたパクチーは、スープの熱でほんのりと香りが立ち上がり、一口ごとに爽やかな風味をプラスしてくれます。
パクチーの茎の部分はシャキッとした食感が残っていて、麺と一緒に食べると、食感のコントラストが生まれます。
そして、葉の部分はスープをまとって、香りと旨味を一緒に運んでくれます。
パクチーが苦手な方には少しハードルが高いかもしれませんが、パクチー好きにとっては「これくらい欲しかった」という量です。
さらに、中央に盛られた肉味噌も重要な役割を果たしています。
肉味噌自体にもしっかりと味がついていて、スープに溶かしながら食べ進めることで、徐々に味の厚みが増していきます。
最初はスープの素の味を楽しみ、途中から肉味噌を崩して味変を楽しむ、という二段階の楽しみ方ができます。

おすすめの辛さ・痺れレベルとカスタマイズ
辛さと痺れを自由に調整できるのは嬉しい反面、「どのレベルを選べばいいのか迷う」という方も多いと思います。そこで、実際に食べた印象と、一般的な辛さ耐性を踏まえて、いくつか目安をまとめておきます。
- 辛さ・痺れ 0.5:
辛いものがあまり得意ではない方、まずは様子を見たい方におすすめです。
スープの旨味をしっかり感じつつ、ほんのりとした刺激を楽しめます。 - 辛さ・痺れ 1(普通):
辛いものはそこそこ好き、一般的な担担麺なら問題なく食べられる、という方にちょうど良いバランスです。
スープのコクと辛さ・痺れの刺激が、最もバランスよく感じられるゾーンです。 - 辛さ2〜3・痺れ2〜3:
辛いものが好きで、少し汗をかきながら食べたい方に向いています。
スープの旨味は保ちつつ、刺激が一段階強くなり、「辛ウマ」感が増します。 - 辛さ4以上・痺れ4以上:
かなり辛いものが好きな方向けです。
初訪問でいきなりこのレベルに挑戦するのはあまりおすすめしませんが、2回目以降で自分の許容量がわかってきたら、チャレンジしてみるのも良いと思います。
また、辛さと痺れを同じレベルにする必要はなく、「辛さは控えめ、痺れは強め」や「辛さ強め、痺れ控えめ」といった組み合わせも可能です。
例えば、痺れが好きな方は「辛さ1・痺れ2」、辛さが好きな方は「辛さ2・痺れ1」といった設定にすると、自分の好みにより近づけることができます。
こんな人におすすめしたい「担担麺しかないお店」
「担担麺しかないお店」はどんな人に特におすすめなのか。
- 担担麺がとにかく好きな人:
担担麺専門店ならではのこだわりが詰まった一杯を楽しめます。 - 辛さ・痺れを自分好みに調整したい人:
辛さと痺れを別々に選べるので、細かい好みに応えてくれます。 - パクチーが好きな人:
パクチー汁あり担担麺は、パクチー好きにはたまらない一杯です。 - 一人でサクッとラーメンを食べたい人:
カウンター席のみの店内は、一人ラーメンにぴったりです。 - 追い飯までしっかり楽しみたい人:
スープを最後の一滴まで楽しめる追い飯文化が根付いています。 - 亀有周辺でランチ・ディナーのお店を探している人:
駅から近く、昼夜ともに利用しやすい営業時間です。
お店の基本情報(住所・営業時間・アクセス)
- 住所:東京都葛飾区亀有3-31-3
- 最寄り駅:JR常磐線 亀有駅 南口
- アクセス:亀有駅南口から徒歩約2〜3分、ゆうろーど商店街沿いです。
- 営業時間:昼 11:00〜15:00 夜 17:30〜22:00
- 定休日: 日曜日
- 座席: カウンター席のみ(約12〜13席前後)
- 駐車場: 専用駐車場なし(近隣コインパーキング利用がおすすめです)
亀有駅南口を出て、マクドナルド横の道をまっすぐ進むと、ゆうろーど商店街に入ります。そして少し歩くと右手側に「担担麺しかないお店」が見えてきます。商店街の中にあるので、初めてでも比較的見つけやすい立地です。
また、昼は15時まで、夜は22時までと、ラーメン店としては比較的長めの営業時間ですので、少し遅めのランチや、仕事帰りのディナーにも利用しやすいです。
ただし日曜日は定休日ですので、週末に行きたい方は土曜日を狙うのが良いです。

まとめ:亀有でパクチー担担麺を食べるならここ一択
葛飾区亀有3丁目の「担担麺しかないお店」は、店名のインパクトだけでなく、その中身も本気の担担麺専門店です。
そして、今回いただいた「パクチー汁あり担担麺」は、金ゴマのコク深いスープと、選べる辛さ・痺れ、たっぷりのパクチーが見事に調和した、完成度の高い一杯でした。
麺の食感、スープの奥行き、トッピングのバランス、そして追い飯まで含めて、一杯の中に「担担麺の楽しさ」がぎゅっと詰まっています。
さらに、亀有駅からのアクセスも良く、ランチにもディナーにも使いやすいお店ですので、亀有エリアでラーメンを食べたいときには、候補の最上位に入れて間違いないと思います。
パクチーが好きな方、辛いものが好きな方、そして「次の一杯は、ちょっと特別な担担麺が食べたい」と思っている方は、ぜひ一度「担担麺しかないお店」のパクチー汁あり担担麺を体験してみてください。
きっと、また亀有に足を運びたくなる一杯に出会えるはずです。





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